APAX FBP さば等鮮魚直接輸出、海外産品の輸入貿易サポート


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   APAX FBP WEB日本語版の記事更新は、原則として毎月第1及び第3月曜日の月2回です(休日の場合は翌営業日)。業務の都合上、記事アップデートがされない場合もあります。

鮮魚ニュース
  言葉から見える中国-3
中国語で"我告诉你(WO GAOSU NI)"というと、「お前を告訴(こくそ)する!」という意味ではなくて、「言っておくけど、、」「言わせてもらえば、、」という意味になります。英語で言う「I tell you.」に相当します。告訴は単に「言う」というだけの意味ですが、相手と意見が合わなかったり、改めて自分の考えをハッキリ表明する時などは"我告诉你"と良く会話で使われます。同じ漢字で日本と中国では意味が異なる単語はたくさんありますが、文字にしてドキッとしてしまうのはこの「告訴」でしょう。

[写真(上)] 中国諸城市場での出庫風景‐冷凍品だけどトラックの荷台に乗せて布団をかぶせて、、きわめてのどかです。
お問合わせ   
  踊り場を迎えた日本のサバ輸出―② 餌から食用へのシフト
2009年8月5日(水)
今から3年前、冷凍サバのアジアを中心とした海外向け輸出が本格化し出した頃、当時向け地としては中国、韓国がメインでしたがそれはもう連日電話やメールで輸出用の引き合いがありました。まだ商品自体、規格もつくりもバラバラで、売る方も買う方もとにかくオファーできるものは何でも出してしまえみたいな様相でした。そしてさまざまな包装形態、サイズ、凍結規格、そしてNet Weightも各社、各工場統一規格も無いままにバラバラで出したものです。まだブロック凍結品、つまりいわゆる"餌作り"というものがまだ大半で、その中から現在一般に使われている15kg標準箱に入れられるようになりました。更に欧州製のパッキングラインを導入して20kgカートンを採用するところも出てきました。こうして日本産サバの輸出市場は西アフリカからエジプトまで広がり、更に市場は拡大を続ける気運すら見えてきたのです。この頃のゴマサバの銚子の浜値は40円/kg前後からあり、豊漁も重なって何と2006年度は51ヶ国へ合計17.3万トンも輸出されたのでした。その前年の2005年度が5.6万トンでしたから急に3倍になったので当時の盛り上がりも理解できると思います。こうして一部には設備投資をして増産に備えるところが出てきました。③へ続く

お問合わせ   
  2009年5月の輸出統計が発表されました!―踊り場を迎えた日本のサバ輸出①
2009年7月31日(金)
昨日財務省より発表された貿易統計によりますと、2009年6月度の日本の冷凍サバ輸出数量は5,817トンでした。ほぼ前月並みの数量ですが、サバ輸出に沸いた2006年の1-6月期累計と比較しますと、75,742トンから37,589トンへと半減した形です。この月6千トンペース(40’コンテナで250本)で今年後半も続けば2009年度の輸出総数量は7-8万トンと10万トン割れは確実となってきます。価格の方はFOBベースの平均単価比較では約50%高くなっています。他の輸出産業も昨今の経済金融恐慌の影響で不調ですが、このサバ輸出の数字の変化も半端ではありません。実はこの間浜値はもっと値上がりしていてほぼ2倍近くになっています。どうしてこうなってしまったのか? 今後何回かに分けてその原因の分析をしていきたいと思います。


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  漁港によって異なる主役-銚子の主役はどこへ行った?
2009年7月28日(火)
銚子でサバのまとまった水揚げが無くなってからこの漁港はとても静かになっています。この間にマイワシやカタクチイワシの水揚げはありましたが、やはりこの浜の主役はサバです、鯖!。川口町、明神町、潮見町と主要冷凍工場が設備を整えているのも、やはり“サバ"用生産ラインと言えるでしょう。そのサバの水揚げがぱったり止まると浜はシンと静かになります。最近は自分が手配したものも含めて輸出用コンテナもちらほらしか見かけません。これが石巻ですと主役はカツオ(やはり今年は不振)、マグロとなり、気仙沼はサンマ、そして八戸はイカというように太平洋岸の漁港でも主役はそれぞれ地域で異なります。八戸では現在まとまった真イカの水揚げがあるようですが、同時に獲れるサバはあくまで「脇役」、凍結キャパ以上のサバでも揚がった日には浜値も急落するみたいです。(寒サバの次期は名物〆サバ用に一時主役に変身)逆に銚子は凍結キャパが"異常に"大きいので、何トン獲れても全然へっちゃら、これがまた浜値を高くする原因となっています。簡単にまとめると、同じサバの産地とはいえ三陸は一部大手の例外を除きイカや秋サケ、サンマなど複数の異魚種に対応した設備(汎用性高いがキャパは小さい)になっているのに対して、銚子はサバ、イワシなどの多獲性魚専門(シンプル=キャパも大きい)に対応しているわけです。南に行って九州松浦、唐津もサバ輸出に関しては生産地ですが、この地元の主役はやはり“アジ"でしょう。最高ですね、玄海灘のアジ! 

もうすぐ8月になりますが、次に銚子にサバが現れる時はしっかりと太って脂のある美味しい状態で来てほしいものです。品質にブレが多いので加工には使い辛い国産サバですが、脂が最高にのった時は本当に美味しいですよ。


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  北海道新サンマ―獲れたその日に東京へ空輸! 始まった新たな取り組み
2009年7月21日(火)
本日早朝のNHKニュースで釧路で水揚げされた新サンマを鮮魚でその日のうちに空輸、夕方には東京のスーパー店頭にて販売するという試みが紹介されていました。見損ねた方の為にその概要をお伝えします。

06:00 釧路漁港へサンマを積んだ漁船が帰港。
09:00 地元工場にて選別、パッキング後出荷→釧路空港へ
11:10 釧路空港出発、一路羽田へ
13:00 羽田空港到
13:25 着荷検品後輸送開始
15:57 スーパーに到着、開梱、即販売開始!

仕掛けたのは築地の大都魚類㈱。羽田空港から各スーパー店舗までの配送には通常の保冷トラックに加え、渋滞に備えてバイク便まで手配するという周到な準備、素晴らしい。Odakyuでの販売価格は1尾500円と強烈なものでしたが、すぐ完売したそうです。それでも物流コストを考えると今回は厳しかったことでしょうし、今後も越えるべきハードルがいくつもあるでしょう。しかし、この勇気ある一歩は大拍手ではないでしょうか。誰でも考えるだけなら、口で言うだけなら簡単なのですが、実際にそれを顧客を含めた関係各位の承諾を得るだけでも大変な苦労があったと思われます。(特に大きな会社ほど社内稟議とかがもー大変)。

海外向け、例えば香港の日本料理屋向けの日本からの空輸も、日本の魚市場で競られた魚が同日香港に送られて、その日のディナーに間に合わせるのが常識化している中、このような空輸オペレーションがどんどん広がっていくのは自明です。航空会社にとっては旅客も荷物も大事なお客様(人間も1個60kg前後の「荷物」とも言える)、旅客が少なければ航空貨物を増やしたいはず、フレートも安定した数量が出れば下がってくるはずです。

本格的な釧路からの空輸は来シーズンからのようですが、応援したいですね。

*写真と本文は関係ありません。
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  海外バイヤーとの交渉-価格の提示は慎重に!
2009年7月14日(火)
「あなたの値段は高すぎる。他はもっと安く出している。」これは海外のバイヤーが日常の挨拶代りに使う言葉です。「我々は日本から毎月2000トン以上買い付けている。」あきらかに誇張した数字には根拠どころか、実は日本産を買ったことがなくてもこういう調子でネゴを始めるわけです。日本では「定価」というものがあり、何を買うにも「表示された値段」で買う事がごく普通の事です。せいぜいそこから割引された値段で買うくらい。それでもやはり値引き後の決められた価格で買うわけです。フリマじゃあるまいし、デパートで価格交渉してスーツを買ったことのある人は少ないでしょう。しかし、中東やら他のアジア諸国などでは「定価で買う」という概念はありません。欲しい人が必要とする、売りたい人が手放したい価格で売買するのです。ですから、商店でも、路上の屋台でもどこもかしこもデパートですら「交渉」から始まります。「これいくら?」から始まって「それは高すぎる!、安くしろ!」と続きます。
こんなのを子供のころから日常的にやってるわけですから、みんな大人になる頃には立派(?)なネゴシエーターとなり、逆に純粋培養され「定価販売」に馴れきってしまっている私たち日本人にはタフな交渉相手となります。(う~と唸っている人、いませんか??)
自分が売り手(輸出者)相手が海外の書いて(現地輸入者)とした場合、一番注意を要するのは、こちらの最初の提示価格に対して、通常先方は半額とはいわなくとも滅茶苦茶安い価格で返してきます。当然「そんな値段では出せない。」となりますがここで要注意!「では、いくらなら良いのだ?」、、、これが危ない! 超安値を提示(心理学的にはマーカーとかいうらしい)された後は、どうしてもちょっとの値引きでは無理だろうという心理が働いてつい思っていた以上に安い値段を出しがちになります。相手はこの状況を最初から期待しているわけです。中東のカーペット売りが良く使う手段です。要りもしないカーペットを売りつけようとする。最後には「では、いくらなら買う?」ここで買い値を言ったら負けです。(昔これで買わされた経験有り!結果的には“意外"と良い品でしたが、私の“負けネゴ"の記念、自分への戒めとして大事に使ってます。)値引き幅はとにかく小さめにして相手が興味をなくす限界点を見極めましょう。無理して売ればあなたの価格が通り相場のように使われて、また輸出相場全体を下げてしまいます。「他はもっと安く出している。」ときたら「そうか、ではどの会社か教えてくれ。そんなに安いのならうちも買いたい!」とでも言えば良いのです。基本は「価格を自分から言うのではなく、相手に言わせる側に立つ」ことです。チープな口上に引っかからないようにしましょう。




Krabi beach, Thailand 写真は本文とは関係ありません。
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  サンマ輸出 通関統計2009年5月(税関別、国別) ロシア、CIS
2009年7月10日(金)
以前にも書きましたが、銚子や茨城県側の鹿島は横浜税関の管轄下にあります。通常、鹿島で通関が切られる場合は、同港から在来船(トランパー)にての船積みがある場合で、暫く前までは西アフリカ向けとか、更に昔はパプアニューギニア向けとかに利用されていました。接岸した船の横に次々とトラックが到着して、パレットを下ろして、グーンと吊られて冷気が立ち込める船倉奥底に積まれている様はレトロ風で面白いです。もう何十年もこんな感じでやってるわけです。
その鹿島支署で冷凍サンマがロシア向けに1099.994トン積まれていました。端数からみて14KG(NET)の缶詰用ブロックでしょうか。千葉支署からはグルジア向けに49.5トン、ウクライナ向けに99トンが積みだされ、それぞれ15KG(NET)1650カートン積み/40’コンテナだったものと思われます。引合いだけは様々なチャンネルから入っていたグルジア向けも蓋を開けてみると意外と少ない。。。多分国内外の多くのブローカー、トレーダー筋に同じ会社が声をかけた結果だと見ています。(へたすると恐ろしく大きな需要があるように錯覚してしまうので要注意。)
三陸地区は、サンマの産地の割に少なくて仙台塩釜支署で2000トン強、その殆どが中国向けでした。この大部分が加工されて日本に製品になって里帰りするわけです。(骨なしサンマとか)
昨日は北海道、釧路では流し網による新物サンマが水揚げされ、スーパーにも"新物"というポップが出ています。本格的な冷凍生産品の出回りはもっと秋深くなってからですが、輸出販路の広がったサンマは、サバが低迷してる中で漁獲も安定していることから今後の更なる輸出用商売が期待できる魚種です。2008年シーズンは例年に比べて安値だったサンマですが、今年はどうなりますか? 全ては価格次第です。 

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  言葉から見える中国-2 “对不对
中国語に「对不对(DUI BU DUI)」いう言葉があります。疑問分の末尾につけられるのですが、日本語に直せば“~でしょ、ですね?"となりますが、英語的な表現ではいわゆる「Yes or No?」となります。同じような表現に「是不是(SHI BU SHI)?」=「正しいですか、(違いますか?)」というのもあり、このバージョンの表現は中国語にはたくさんあります。要は中国語には「Yes or No」的なものが多いのです。欧米人には普通に答えられるかも知れませんが、具体的、直接な表現を避ける日本民族にはちょっと答えにくい時もあります。しかしそこはドライに、もじもじしないで、そう思ったり、実際そうだったら「对」、そうでなければサラリと「不对」と答えた方が後々のトラブル回避には有効なようです。結果的に否定的なものでも、毎日そのような会話をしている中国の人たちはそれほど気にしていないものでハッキリ言われる方を好んでいます。


中国の加工工場内 どこも本当によく似てますね。
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  2009年5月冷凍サバ輸出-エジプト
2009年7月02日(木)
2年ほど前から輸出が始まり短期間で日本産冷凍サバの輸出先第一位となったエジプトへは5月単月では2067トンが輸出されました。今年になって1月は366トンと少なかったのですが、その後2~5月と平均で2千トンを超える数量が輸出され、日本の冷凍サバ輸出産業にとって重要な位置を占めるようになりました。中国向け、韓国向けが伸び悩む中ではめざましい成長です。その背景にはイギリス人やアメリカ人ブローカーの介在があったり、ドバイなどの他のアラブ国商社経由というのもあるようです。無数とも思える大小のインポーターやブローカーが存在するエジプト、しかしキーとなる会社は輸入する側も輸出する側も限られているような気がします。最近は中国、韓国と比較して日本産の200-400gや300-400gが安く買えないかと頻繁にネット経由でのアクセスがあります。(少しうんざりです。)
5月の合計2067トンの輸出数量の内、その74%が東京税関から、千葉と石巻税関からそれぞれ12%、そして博多から2コンテナ48トン、2%でした。輸出単価はほぼFOBベースで@¥87-89/KG、主要サイズは300-400Gでしょうか。博多から出た分は@¥75/KGと一段安いので、更に小さいサイズが出されたものと思われます。今では60円台を物色しているとの情報ですが、個人的には大使館認証取得など手間とリスクを考えると今ひとつ前向きになれず、この方面は大手商社や水産会社さんなどにお任せしている次第です。。。
人口8千3百万人を擁するエジプト、今年のノルウエー産サバが増枠でどう流れるかにもよりますが、当面は日本産サバは$1.00/kg以上の価格差があれば現地で受け入れられ続けるでしょう。揚げ港ですが、当初はDamietta向けが多かったのですが、最近の現地からの引き合いではPortSaid又はAlexandria向けの話がどうも多いみたいです。

エジプト向けにサバをお探しですか? → http://www.senrei.co.jp/

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  2009年5月の輸出統計が発表されました!冷凍サバ、サンマ、共に5千トン台
2009年6月30日(火)
この度財務省から発表された貿易統計によりますと、2009年5月の冷凍サバ、サンマの輸出数量はそれぞれ5,537トン、5,274トンとほぼ横並びとなりました。これを1-5月累計で昨年同期と比べますとサバは4.5%減、サンマは26%増になります。簡単に言えばサンマはそこそこ伸びてきていますが、サバについては2-3年前に比べると数量的には半分以下まで減っています。
サンマについては昨年秋からロシア政府による実質禁輸のような政策が今年に入って変更され再度可能になり同国向けの輸出が復活、この5月は1210トンが主に缶詰原料として出荷されました。2007年末から2008年初頭にかけては毎月2-3千トンが輸出されたロシアですが、まだそこまでは回復していませんが相変わらず引合いは強く、サンマの遅れが噂される昨今の状況で新物シーズンがどう展開するか楽しみです。
明日からはサバ、サンマの国別数字を個別に見ていきたいと思います。


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