APAX FBP さば等鮮魚直接輸出、海外産品の輸入貿易サポート


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   APAX FBP WEB日本語版の記事更新は、原則として毎月第1及び第3月曜日の月2回です(休日の場合は翌営業日)。業務の都合上、記事アップデートがされない場合もあります。

鮮魚ニュース
  いよいよ脂の乗ったサバがきた! 銚子漁港でのゴマサバ水揚げ
2009年8月19日(水)
今週に入って長らく続いていたマイワシだけの水揚げからゴマサバも揚がるようになりました。17日(月)に200トン強、昨日18日(火)が400トン強、そして本日19日(水)も合計400トン前後のサバが水揚げされる予定です。浜値はいきなり@¥100/kgを超える高値、どうしたかと思っていたらギトギトの脂!千葉県水産総合研究センター銚子分室(いつも御苦労さまです!)が17日(月)水揚げのゴマサバの脂質をチェックしたところ25%から上は30%を超えるものまで。夏のゴマサバはマサバよりも脂がのります。サイズも400-800gと大型。この高値では現在の海外市況からはとても戦えないので輸出向けとしては眺めるだけで冷凍部隊は手が出せず、一部の加工業者さんが買い付けて行った次第です。冷夏でいまひとつ真夏の雰囲気から遠い今日この頃ですが、サバの脂について言えば早くも「秋サバ」の様相を呈してきました。マサバの来遊が楽しみです。


http://www.pref.chiba.lg.jp/laboratory/fisheries/04jouhou/04sibou/gomasaba/gomasaba21_8_17.pdf

*写真と本文は関係ありません。
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  踊り場を迎えた日本のサバ輸出―④ 周辺国のサバ生産
2009年8月17日(月)
サバの輸出ではある時一斉に海外各地から引合いが集中して入ってくることもあれば、さーっと潮が引くように静かになってしまうことがあります。国内での水揚げ状況や相場には大きな変動がなく、為替も安定しているような時にでも、そういう事は起こります。それはつまりそれは海外のサバの輸出市況が日本のローカル事情だけで動いていないことを表しています。ノルウエ―などの太平洋サバについては漁期も限られた時期だけなので影響は一定していますが、中国、韓国、台湾などの周辺アジア国でのサバの漁獲は日本と同じくかなり変動があります。今年は中国沿岸での漁獲が多く、禁漁期でも安定して輸出が続きましたし(既に禁漁は終わり新たに漁獲が始まりました。)、韓国からもアフリカ、エジプト方面には随分と出ました。そして今は台湾北部から沖縄南部あたりの海域で300-400g程度のゴマサバの水揚げが続いているようです。凍結仕上がり品を見てみましたが、これがまた凍結コンディションは緩慢気味でイマイチなのですが、びしっと手並べされて10kgの箱に整然と詰められているとどうしてもアジアのバイヤーは見栄えの良いこちらを選んでしまうようです。しかも価格が安ければ尚更です。この点については人件費の高い日本では真似しようもないのですが、鮮度や脂の乗りではまだまだアドバンテージは出せますので、常に周辺国での動向にも注意しながら、規格をなるべく揃えて安定顧客を開拓して行くことが重要だと思います。

お問合わせ   
  マイワシ水揚げが続く銚子漁港
2009年8月11日(火)
今朝は静岡地区で地震が発生、台風9号とも重なって大変な事態。最近はほぼ連日の雨で昨日は銚子も一部地域で道路が"川"みたいになってしまって皆さん大変な状況だったようです。こんな状況なのでさすがに昨日、今日は水揚げが無いですが今月に入って1週間程は中羽のマイワシが続けて獲れて5回の水揚げで約4000トンが揚がりました。景気の悪い話が多い中で浜値は高値200円超、安値でも60円台と漁師さんにはたまらない夏のボーナス。しかし消費地の市場とは必ずしも連携しておらずこちらは安値続き、悪天候で値上がり気味の野菜とは異なり低迷中です。さすがに毎日マイワシっていうのも飽きますかね。20年以上前に、缶詰原料用として境港や釧路港からもマイワシを輸出していた頃は、それこそ数百万トンの水揚げがあって浜値も20円を切っていました。クロマグロ全面禁輸なんて話も出だしてこの水産業界も随分と変わりました。再編、淘汰は更に続くでしょう。

冷凍マイワシをお探しですか?⇒ http://www.senrei.co.jp/
銚子鮮冷㈱のウエブサイト、動画が入って更にパワーアップしました!

[写真(上)] 中羽のマイワシ。150gの大羽なんてのはもう殆ど獲れなくなりました。
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  踊り場を迎えた日本のサバ輸出―③ 輸出バブル
2009年8月10日(月)
記録を見てみますと2007年初頭には、海外から多数のバイヤーの訪問を受けています。主に中国、韓国、タイ、シンガポールなどのアジア圏内でしたが、この年のブリュッセルで開催されたEUROPEAN SEAFOOD SHOW 2007にて日本産冷凍品の輸出を主眼に置いた日本企業ブースが折からの日本食ブームに沿って出展され、世界に向けて宣伝され、欧州やエジプト、西アフリカからも引き合いが入って来るようになりました。同時に海外の水産機械メーカーも、そして日本国内のメーカーも海外向けを意識した設備投資を大きく促したものでした。当時の為替はドル安へと向かっており"輸出には追い風"ということで、関係者一同力が入ったものです。水産物を扱ったこともない異業種の会社から「中国向けにサバを輸出したいのですが?」と問合せが多く入ったのもこの頃です。ちょっとヤバそう、、と思われる筋の方からも引合いがあったりして、その時は一気に引いてしまったものです。サバもマサバ、ゴマサバ、どちらも良く獲れて売り玉の確保にも苦労はありませんでした。特に韓国からの買いが一時異常に強くて、僅か1社が九州から三陸までの冷凍サバ(特に缶詰原料用)を一気に買い漁って行くというすさまじい光景も見られ、輸出に対する期待は更に大きくなって行きましたが、この年の7月に一本調子で円安に向かっていたドル/円レートが1ドル125円あたりで電天井となり、その後じりじりと円高となり、一つの転換期を迎えることとなりました。 その④へ続く


[写真(上)] 2007年4月24日~26日に開催されたブリュッセルでのシーフードショー
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  言葉から見える中国-3
中国語で"我告诉你(WO GAOSU NI)"というと、「お前を告訴(こくそ)する!」という意味ではなくて、「言っておくけど、、」「言わせてもらえば、、」という意味になります。英語で言う「I tell you.」に相当します。告訴は単に「言う」というだけの意味ですが、相手と意見が合わなかったり、改めて自分の考えをハッキリ表明する時などは"我告诉你"と良く会話で使われます。同じ漢字で日本と中国では意味が異なる単語はたくさんありますが、文字にしてドキッとしてしまうのはこの「告訴」でしょう。

[写真(上)] 中国諸城市場での出庫風景‐冷凍品だけどトラックの荷台に乗せて布団をかぶせて、、きわめてのどかです。
お問合わせ   
  踊り場を迎えた日本のサバ輸出―② 餌から食用へのシフト
2009年8月5日(水)
今から3年前、冷凍サバのアジアを中心とした海外向け輸出が本格化し出した頃、当時向け地としては中国、韓国がメインでしたがそれはもう連日電話やメールで輸出用の引き合いがありました。まだ商品自体、規格もつくりもバラバラで、売る方も買う方もとにかくオファーできるものは何でも出してしまえみたいな様相でした。そしてさまざまな包装形態、サイズ、凍結規格、そしてNet Weightも各社、各工場統一規格も無いままにバラバラで出したものです。まだブロック凍結品、つまりいわゆる"餌作り"というものがまだ大半で、その中から現在一般に使われている15kg標準箱に入れられるようになりました。更に欧州製のパッキングラインを導入して20kgカートンを採用するところも出てきました。こうして日本産サバの輸出市場は西アフリカからエジプトまで広がり、更に市場は拡大を続ける気運すら見えてきたのです。この頃のゴマサバの銚子の浜値は40円/kg前後からあり、豊漁も重なって何と2006年度は51ヶ国へ合計17.3万トンも輸出されたのでした。その前年の2005年度が5.6万トンでしたから急に3倍になったので当時の盛り上がりも理解できると思います。こうして一部には設備投資をして増産に備えるところが出てきました。③へ続く

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  2009年5月の輸出統計が発表されました!―踊り場を迎えた日本のサバ輸出①
2009年7月31日(金)
昨日財務省より発表された貿易統計によりますと、2009年6月度の日本の冷凍サバ輸出数量は5,817トンでした。ほぼ前月並みの数量ですが、サバ輸出に沸いた2006年の1-6月期累計と比較しますと、75,742トンから37,589トンへと半減した形です。この月6千トンペース(40’コンテナで250本)で今年後半も続けば2009年度の輸出総数量は7-8万トンと10万トン割れは確実となってきます。価格の方はFOBベースの平均単価比較では約50%高くなっています。他の輸出産業も昨今の経済金融恐慌の影響で不調ですが、このサバ輸出の数字の変化も半端ではありません。実はこの間浜値はもっと値上がりしていてほぼ2倍近くになっています。どうしてこうなってしまったのか? 今後何回かに分けてその原因の分析をしていきたいと思います。


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  漁港によって異なる主役-銚子の主役はどこへ行った?
2009年7月28日(火)
銚子でサバのまとまった水揚げが無くなってからこの漁港はとても静かになっています。この間にマイワシやカタクチイワシの水揚げはありましたが、やはりこの浜の主役はサバです、鯖!。川口町、明神町、潮見町と主要冷凍工場が設備を整えているのも、やはり“サバ"用生産ラインと言えるでしょう。そのサバの水揚げがぱったり止まると浜はシンと静かになります。最近は自分が手配したものも含めて輸出用コンテナもちらほらしか見かけません。これが石巻ですと主役はカツオ(やはり今年は不振)、マグロとなり、気仙沼はサンマ、そして八戸はイカというように太平洋岸の漁港でも主役はそれぞれ地域で異なります。八戸では現在まとまった真イカの水揚げがあるようですが、同時に獲れるサバはあくまで「脇役」、凍結キャパ以上のサバでも揚がった日には浜値も急落するみたいです。(寒サバの次期は名物〆サバ用に一時主役に変身)逆に銚子は凍結キャパが"異常に"大きいので、何トン獲れても全然へっちゃら、これがまた浜値を高くする原因となっています。簡単にまとめると、同じサバの産地とはいえ三陸は一部大手の例外を除きイカや秋サケ、サンマなど複数の異魚種に対応した設備(汎用性高いがキャパは小さい)になっているのに対して、銚子はサバ、イワシなどの多獲性魚専門(シンプル=キャパも大きい)に対応しているわけです。南に行って九州松浦、唐津もサバ輸出に関しては生産地ですが、この地元の主役はやはり“アジ"でしょう。最高ですね、玄海灘のアジ! 

もうすぐ8月になりますが、次に銚子にサバが現れる時はしっかりと太って脂のある美味しい状態で来てほしいものです。品質にブレが多いので加工には使い辛い国産サバですが、脂が最高にのった時は本当に美味しいですよ。


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  北海道新サンマ―獲れたその日に東京へ空輸! 始まった新たな取り組み
2009年7月21日(火)
本日早朝のNHKニュースで釧路で水揚げされた新サンマを鮮魚でその日のうちに空輸、夕方には東京のスーパー店頭にて販売するという試みが紹介されていました。見損ねた方の為にその概要をお伝えします。

06:00 釧路漁港へサンマを積んだ漁船が帰港。
09:00 地元工場にて選別、パッキング後出荷→釧路空港へ
11:10 釧路空港出発、一路羽田へ
13:00 羽田空港到
13:25 着荷検品後輸送開始
15:57 スーパーに到着、開梱、即販売開始!

仕掛けたのは築地の大都魚類㈱。羽田空港から各スーパー店舗までの配送には通常の保冷トラックに加え、渋滞に備えてバイク便まで手配するという周到な準備、素晴らしい。Odakyuでの販売価格は1尾500円と強烈なものでしたが、すぐ完売したそうです。それでも物流コストを考えると今回は厳しかったことでしょうし、今後も越えるべきハードルがいくつもあるでしょう。しかし、この勇気ある一歩は大拍手ではないでしょうか。誰でも考えるだけなら、口で言うだけなら簡単なのですが、実際にそれを顧客を含めた関係各位の承諾を得るだけでも大変な苦労があったと思われます。(特に大きな会社ほど社内稟議とかがもー大変)。

海外向け、例えば香港の日本料理屋向けの日本からの空輸も、日本の魚市場で競られた魚が同日香港に送られて、その日のディナーに間に合わせるのが常識化している中、このような空輸オペレーションがどんどん広がっていくのは自明です。航空会社にとっては旅客も荷物も大事なお客様(人間も1個60kg前後の「荷物」とも言える)、旅客が少なければ航空貨物を増やしたいはず、フレートも安定した数量が出れば下がってくるはずです。

本格的な釧路からの空輸は来シーズンからのようですが、応援したいですね。

*写真と本文は関係ありません。
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  海外バイヤーとの交渉-価格の提示は慎重に!
2009年7月14日(火)
「あなたの値段は高すぎる。他はもっと安く出している。」これは海外のバイヤーが日常の挨拶代りに使う言葉です。「我々は日本から毎月2000トン以上買い付けている。」あきらかに誇張した数字には根拠どころか、実は日本産を買ったことがなくてもこういう調子でネゴを始めるわけです。日本では「定価」というものがあり、何を買うにも「表示された値段」で買う事がごく普通の事です。せいぜいそこから割引された値段で買うくらい。それでもやはり値引き後の決められた価格で買うわけです。フリマじゃあるまいし、デパートで価格交渉してスーツを買ったことのある人は少ないでしょう。しかし、中東やら他のアジア諸国などでは「定価で買う」という概念はありません。欲しい人が必要とする、売りたい人が手放したい価格で売買するのです。ですから、商店でも、路上の屋台でもどこもかしこもデパートですら「交渉」から始まります。「これいくら?」から始まって「それは高すぎる!、安くしろ!」と続きます。
こんなのを子供のころから日常的にやってるわけですから、みんな大人になる頃には立派(?)なネゴシエーターとなり、逆に純粋培養され「定価販売」に馴れきってしまっている私たち日本人にはタフな交渉相手となります。(う~と唸っている人、いませんか??)
自分が売り手(輸出者)相手が海外の書いて(現地輸入者)とした場合、一番注意を要するのは、こちらの最初の提示価格に対して、通常先方は半額とはいわなくとも滅茶苦茶安い価格で返してきます。当然「そんな値段では出せない。」となりますがここで要注意!「では、いくらなら良いのだ?」、、、これが危ない! 超安値を提示(心理学的にはマーカーとかいうらしい)された後は、どうしてもちょっとの値引きでは無理だろうという心理が働いてつい思っていた以上に安い値段を出しがちになります。相手はこの状況を最初から期待しているわけです。中東のカーペット売りが良く使う手段です。要りもしないカーペットを売りつけようとする。最後には「では、いくらなら買う?」ここで買い値を言ったら負けです。(昔これで買わされた経験有り!結果的には“意外"と良い品でしたが、私の“負けネゴ"の記念、自分への戒めとして大事に使ってます。)値引き幅はとにかく小さめにして相手が興味をなくす限界点を見極めましょう。無理して売ればあなたの価格が通り相場のように使われて、また輸出相場全体を下げてしまいます。「他はもっと安く出している。」ときたら「そうか、ではどの会社か教えてくれ。そんなに安いのならうちも買いたい!」とでも言えば良いのです。基本は「価格を自分から言うのではなく、相手に言わせる側に立つ」ことです。チープな口上に引っかからないようにしましょう。




Krabi beach, Thailand 写真は本文とは関係ありません。
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