2018年11月5日(月曜日)
銚子より朝イチの一方は今期初の新ものサバ水揚げの写真でした。「お~いよいよ始まったか」と喜んだのも一瞬、その浜値を知ってぶっ飛びました。何とセリにかけられた160トンほどのサバの価格は上は@190/KG、、、平均でも@170/KG位でいくらご祝儀相場でも昨シーズンのスタートより3割オンって高すぎるでしょ!
昨今は銚子の水揚げも電光石火のスピードでアジアからアフリカまで直ぐさま伝わっていきますが、この浜値には業界関係者一同驚いたのではないでしょうかね。まあ三陸でも水揚げが少なく僅かなサバに高値がついていたので予想できなかった事態ではないですが、それにしても高い。。
財務省が発表した今年1月から9月の冷凍サバの輸出量は228,864トン、2017年1年間の輸出総数量が231,962トンでしたので、この9月末時点で既に昨年度の99.6%を輸出していましたので、10月で昨年超えしたのは明らかです。ただこれから年末までの伸びはマーケット次第ですかね。輸出用に使える相場になるまで、もうしばらく待ちとなりそうで、国内外の缶詰屋さんも原料となるサバを心待ちにしていたので、かなり競争は激しくなります。
輸出量に急ブレーキがかかる可能性も出てきました。
【写真提供】銚子鮮冷㈱
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